パッケージ開発につきものの悩み

ENdoSnipeはVer. 4.0のリリースを5月末に控えているのですが、
最近の悩みは素敵な追加機能際限なく、思いついてしまう事です。


今回、思いついてしまったのはこれら。

    1. カラム名指定検出/診断機能
    2. 線形検索検出機能
    3. 擬似カバレッジ算出機能


1は前々回、前回と書いてきた、
カラム名指定でResultSetから値を取得している処理を検出する機能です。

特定のJDBCドライバをお使いの人であれば、役に立つと思います。


2はArrayListVectorの線形検索を検出する機能です。ソースコードレビューなんかしなくても、
機能を動作させるだけで、PerformanceDoctorが、
「線形検索を実行しています。」と言ってくれるので、
この機能も非常に便利なはず。


で、3。
ENdoSnipeを適用した状態で、
システムのどれくらいの機能を実行したかの目安になります。

メソッドレベルでの実行有無までしか見ないので、
条件分岐などはカバーできず、あくまで「擬似」レベルではありますが。


これは品質保証部などをやっている人には堪らないんじゃないかと。
かく言う私も、システム診断を請け負った時に、
診断の網羅率を報告できるので、これは欲しい。


なんて事を、
リリース2ヶ月前に思いついてしまうのだから、
自分でも嫌になります。
でも、思いついたら作らずにはいられない!
もとい、作ってもらわずにはいられない!


・・・作るのは私じゃなくてメンバなのです。
なので、メンバには非常に申し訳ないですが、
Ver. 4.0で実現することになりました。



ユーザの皆さんは、実現された機能を見て、
メンバの頑張りにも思いを巡らせて頂けると幸いです。